過去ログ - 初音ミク「マスターの長い夏休み」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:06:20.32 ID:KQtMO4xf0
「この暑い日に買いに行くのも億劫だしな」

「別にネギぐらいなくてもいいか。ただの薬味だし」


以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:09:46.15 ID:KQtMO4xf0
その時、テーブルに置いてあった携帯電話が鳴る。手に取り耳を当てると
開始一番大声を挙げられた。


「おい、○○さんから時間になっても来ていないという連絡があったけど今どこにいる?」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:13:24.85 ID:KQtMO4xf0
「たしかに15時からだが上がってくる前に○○さんのところにいって商談してくるという流れだったろ?」

血の気が引く――
すっかり忘れてしまっていた。おまけにそこの商談先はかなり重要で
失礼なんてあってはならない大事な取引を行う予定だった。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:19:30.72 ID:KQtMO4xf0
「そうめん食っている場合じゃねぇ」

急いでスーツに着替える。


以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:21:39.07 ID:KQtMO4xf0
コンコンコン――

「失礼します」

「来ましたか。どうぞ座って」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:25:12.89 ID:KQtMO4xf0
「はい……」

「どこもそうだと思うんだけど仕事って言うのは需要、まぁ利用者がいるからもうけがあるわけで他者がいてこそ仕事って成り立つとそう思っているんだよね」

「私もそう思います」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:29:39.87 ID:KQtMO4xf0
「今回で相手は不快な思いになり、取引は二度としてくれないだろう。まずその部分で会社に大きな損失と泥を塗ってしまった。また私が大事に考えている相手に敬意を持ってお互いが満足できるような仕事にしていくという点でも君は私が求めているこの会社の社員像ともかけ離れてしまっているんだ」

「……あまりこういうことは言いたくないんだが」

「私は君がこの会社で働くことを求めることが難しくなった」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:42:36.59 ID:KQtMO4xf0
カッコ悪いが泣いていた。
ここに来なくてよいというフレーズの後からあまり社長の言葉が頭に入っていない。
自分の机に戻って退職する身支度をした後、皆にお礼を言って職場を後にした。


以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:53:18.15 ID:KQtMO4xf0
一番近くに住む友達の家を訪ねようと考える。
こいつとは高校生以来の付き合いで嗜好や性格は違うけどもなんだかんだこの年齢まで付き合っている気の良いやつだ。


ピンポーン
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:57:03.58 ID:KQtMO4xf0
「別に問題ないけど珍しいな。君から中に入りたいなんて」

「こんな2次元の空間にいると頭がおかしくなるっていっていたくせに」

「今はそれどころじゃないんだ。とりあえずその抱き枕どけろ。座る場所がねぇ」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 00:59:32.74 ID:KQtMO4xf0
戸棚からウィスキーや日本酒、冷蔵庫からビールを用意してくれる


「じゃあ、乾杯しよっか」

以下略



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