237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 07:33:06.30 ID:/fB9gmmfo
「そういえば、あなたは以前、シラユキの食事を口にするのをためらっていた気がしたけど」
「……ああ」
「あれって、なんだったの? 毒でも入っていると思った?」
ツキは少し答えるのを躊躇った様子だったが、やがて諦めたように笑った。
「別にそういうわけじゃない。ただ、ここの食べ物を食べると、帰れなくなりそうな気がしたんだ」
「なに、それ。どういう意味?」
「ヨモツヘグイ」
「……え?」
「そういう話があるんだよ」
彼はそれ以上何も言わなかった。
こちらも、質問を重ねる気にはなれない。別の話をしようと思った。
633Res/436.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。