576:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/23(日) 03:27:58.08 ID:seth9kfao
わたしは少しの間、その輪郭のぼやけた景色をじっと見つめた。
その先に何があるのかは、よくわからない。
それで、わたしはここを通るべきなのだろうか?
それが問題だった。それ以外のことは、わたしの判断を必要としていない。
この先に、何があるのだろう。
そのことを考えたとき、頭に鈍い痛みが走った。耳元で囁き声が聞こえた気がした。
「どうしてそんなに、醜いの?」
もちろん、そんなものは錯覚だった。誰もそんなことを言ってはいない。
でも、そう聞こえた。
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