過去ログ - 少女「雨が止んだなら」
1- 20
576:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/23(日) 03:27:58.08 ID:seth9kfao

 わたしは少しの間、その輪郭のぼやけた景色をじっと見つめた。
 その先に何があるのかは、よくわからない。

 それで、わたしはここを通るべきなのだろうか?
 
 それが問題だった。それ以外のことは、わたしの判断を必要としていない。

 この先に、何があるのだろう。
 そのことを考えたとき、頭に鈍い痛みが走った。耳元で囁き声が聞こえた気がした。

「どうしてそんなに、醜いの?」

 もちろん、そんなものは錯覚だった。誰もそんなことを言ってはいない。
 でも、そう聞こえた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
633Res/436.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice