過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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555: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/05(金) 00:50:15.76 ID:l6PNrR0W0
「あの、教官」

「……何かしら?」

私の思考に割り込むように、イズルの声がした。
平静を装いながら、私はその呼び声に応える。
そちらに顔だけを向ければ、彼が私を見つめていることに気付く。
それを確認して、私は躊躇いながらも身体ごと彼の方に向きを変えた。

そして、促されたイズルは私の行動が終わると同時――

「すみませんでした」

頭を、下げていた。

「何が、かしら」

戸惑いを隠して、私はその行為への疑問を口にする。
訳が分からなかった。……彼に謝られる理由なんて、私の記憶には心当たりがない。

すると、イズルは頭を上げて、神妙な顔を見せた。
まるで悪いことをして怒られた子供のような――学園で教えていた頃を思い出させる様子でいた。


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