過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/22(水) 01:09:27.26 ID:unaaMHoao



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/22(水) 01:11:17.95 ID:x5B4y1FAO

あと別にsage進行じゃなくてもいいのよ



以下略



59: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/05/23(木) 03:51:30.56 ID:XQmZjC2L0
どうも。今日も短編。
>>58のくれたものを参考にしたよ。ありがとう。


60: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/05/23(木) 03:52:16.35 ID:XQmZjC2L0
人生には多くの試練がある。
生まれ、這うことから歩くことを覚え、言葉を話す。
そこには一定の苦労や痛みがあるものだ。
しかし、言いたい。
こんなにも辛い試練があるものか、と。
以下略



61: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/05/23(木) 03:53:24.02 ID:XQmZjC2L0
ふぅ、と心の中で踏ん切りの付かないため息を漏らす。
それから、私はテーブルの上に置かれた一枚の紙切れを憎たらしそうに見つめる。
それには、シンプルにこう書いてある。

――クギミヤ・ケイ。この者は虫歯治療のため、本日医療棟に来ること。
以下略



62: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/05/23(木) 03:54:27.02 ID:XQmZjC2L0
「……どうすればいいのかしらね」

ため息混じりに呟く。
もうどうにもならないことを知っているのに。

以下略



63: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/05/23(木) 03:54:56.60 ID:XQmZjC2L0
「なら必死に耐えるしかないだろうな」

冷たいけれど真っ当な意見をアサギが言う。
結局のところそれしかないのか。
分かってはいたけれど、やはりはっきりと言われるときついものがある。
以下略



64: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/05/23(木) 03:56:00.86 ID:XQmZjC2L0





以下略



65: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/05/23(木) 03:57:53.12 ID:XQmZjC2L0
数秒して、治療を担当する先生が部屋に入ってくる。
この人に会うのももう何度目だろう。
先生はいつも通りの人を安心させる笑顔でいた。
そして、いつも通り私を苦痛に導く。
当たり前のようなことだ。私は早く終わることを祈るしかない。
以下略



66: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/05/23(木) 03:59:57.36 ID:XQmZjC2L0
「邪魔をしない限りは近くにいて良いって」

状況の読めない私にイズルがそう説明してくれた。
そうか、私のそばにいてくれる、か。
こうやって私のことを、皆が近くで見守ってくれる。
以下略



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