28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/03(月) 07:20:19.65 ID:l19ipWvLo
乙!
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/03(月) 09:53:42.50 ID:CRJbJGFZ0
乙乙
こういう雰囲気好きなんで、無理せず頑張ってください
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/10(月) 11:29:58.58 ID:ab0qfQxE0
譛溷セage
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 08:33:38.58 ID:zQDqzWwOo
◇
「あっ、先輩。おはようございまーす!」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 08:34:55.37 ID:zQDqzWwOo
初瀬に見送られ、やえは冷たい風の吹きすさぶ寒空の下、取引先へと向かった。
最初に向かったのは会社からそう遠くないところにある雀荘だ。
といってもただの雀荘ではなく、元プロが経営し、地元では有数の実力者が集まるクラブチームという側面もある場所だ。
麻雀に対して真剣な面々が集まった結果、設備に関しても相当のこだわりを有している。
おかげさまで麻雀関連の商品を取り扱っているやえの会社のお得意様になっているというわけだ。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 08:36:54.66 ID:zQDqzWwOo
◇
「……と、いうわけでですな。私も若い頃は相当ヤンチャをしたものですが、とある時に宮沢賢治の『雨ニモマケズ』にいたく感動したわけですな。
今までは自分は勝手な行いばかりをしてきて周りに迷惑をかけてきたが、賢治の理想であるこの人物像はどうだ。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 08:38:51.03 ID:zQDqzWwOo
「しかし、ホントに賢いんだなインコって。人間が言っていることをそのまま言ってるだけとはいえ、よく真似出来るもんだ」
「ホントじゃのう。こんなにアホみたいな顔してるのに」
「いやいや、よく見てみればなかなか愛嬌のある顔を……って、またお前か!?」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/12(水) 08:40:11.60 ID:Kw/5LoRHo
こんな時間に更新とは
おつおつ
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 08:41:04.59 ID:zQDqzWwOo
「せっかくなんか覚えさせるなら、もっと他の歌がいいのう……どうせならとことんアホなやつ! ……お、そうじゃ!」
「いやおい、ちょっと待て」
「♪た〜んた〜んた〜ぬき〜のき〜◯た〜まは〜♪」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 08:41:41.76 ID:zQDqzWwOo
「それでは、そろそろお仕事の話に入りますかな」
「あ……はい、よろしくお願いします」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 08:42:10.08 ID:zQDqzWwOo
頼むから、余計なことは喋るなよ〜とやえはインコに念を送る。
やえとインコの目と目が合う。
(『いってらっしゃい。お気をつけて』だっ! 頑張れ、頑張れインコ! それ以外喋るなっ!)
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