過去ログ - 一護「…あ」 フレンダ「…え?」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/21(火) 00:00:13.20 ID:pwEjrrkr0
「妹のこと。一人残して死んじゃったから、大丈夫かなって心配だったわけ」

「で…解決したのか?」

「バッチリ」

ピースを作って笑みを浮かべる
けれど、その表情はどこか寂しそうにも見えた

「頼れる仲間達もいたし、ちゃんと一人立ちしてたし…結局、もうあの子には姉なんて必要ないって…わけよ」

明らかに無理をしているのがバレバレだった。
複雑な気分なんだろう…妹が一人立ちしてくれたのは嬉しいけど、同時に姉としての役目も終わってしまって…
俺もいつか、あの双子が一人立ちしたらこんな気分になるのだろうか…?

「そっか…それじゃ…」

そんな風に…変に感情移入してしまったから、俺は言ってしまったのだろうか?
 いや、きっとそれだけじゃない…俺はただ、友人と何度も別れたくなかったのだ
 転校で遠くに行った友人が、いつの間にか向こうで死んいて…
 その上、俺の目の前で消えていくなんて…それが救いだと分かっていても…耐え切れる自信なんて微塵も無かった…
だから…

「お前、ずっとここにいろよ」

許されない言葉を、口にする





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