過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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2013/11/02(土) 03:16:55.04 ID:YNGSMQLWo
洋榎は何も言わず、ただ絹恵を強く抱き締めた。
伝わってくる絹恵の匂いと温もり、心臓の鼓動……。
確かに今、ここに生きているという、生≠フ証明。
以下略
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2013/11/03(日) 17:30:53.81 ID:8y01Yaruo
洋榎と絹恵がそうこうしてる間にも、対決の準備は着々と進められていた。
黒服は黄金の鋏を持って由子達の傍まで来ると、両手でそれを差し出した。
黒服「真瀬様、どうぞ……」
以下略
840
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2013/11/03(日) 17:49:04.15 ID:8y01Yaruo
黒服「では、真瀬様……。自らの意思を以って決断してください……」
黒服「貴女はこの鋏の受け取りを拒否≠オますか……?」
以下略
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2013/11/03(日) 18:01:52.55 ID:8y01Yaruo
黒服は荷台からもう1つの鋏を手に取り、洋榎達の方へと歩き出す。
その気配を察知したのか、洋榎は絹恵を漫の方へと突き飛ばした。
絹恵「あっ……!」
以下略
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2013/11/05(火) 14:59:11.00 ID:kSoxVTsAo
ふぁっ!?
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2013/11/05(火) 15:07:53.64 ID:qilVA8A+o
うわぁ…
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2013/11/06(水) 00:19:16.14 ID:ha92MN8Ho
突然の出来事に面食らい、絹恵の体から力が抜けてゆく。
漫は絹恵から手を放し、動揺した様子で黒服に問い掛ける。
漫 「な……なんで絹ちゃんに鋏を……?」
以下略
845
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2013/11/06(水) 00:28:12.27 ID:ha92MN8Ho
黒服「敗北が自らの死に直結しない洋榎様が勝負に参加する事は不適切≠ナす」
黒服「これは現状況を厳密に生贄選定ルールと照合して導き出された結論であり……」
黒服「誰にも覆す事の出来ぬ、最終確定事項≠ナございます……」
以下略
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2013/11/08(金) 01:16:42.86 ID:gzGUvVtio
洋榎「…………」
洋榎「せやったら……代行との約束はどう説明するんや……?」
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847
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2013/11/08(金) 02:23:11.39 ID:gzGUvVtio
最後の切り札を失い、いよいよ手詰まりの状態に追い込まれた洋榎。
洋榎(やられた……完全に奴の思惑通り……)
以下略
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