過去ログ - エド「俺たちが助けるんだ!! そうだろ!?」 上条「・・・おう!!」
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108: ◆rUZQC1VTAc[saga]
2013/06/23(日) 01:44:19.18 ID:datI2pnd0
両者の間に緊張が走る。
あれだけ騒いでいたが、決して強盗達も馬鹿な訳ではない。
人質を自分達の周りに固め、銃口を突き付けたままでいる。

犯人A「なんだか分からんが、お前には人質になってもらう。・・・動くなよ? こっちには人質が、もといどれかはお前の嫁なんだよな? この目のキツイ姉ちゃんか?」

二本の、おそらく限りなくきれやすい糸が切れる音がした。

犯人BC「ブチッ?」

エド「ああ動かねぇよ。ただし、一つだけ言わせてくれ。」

エド「スプリンクラーなら、俺が壊しておいたぜ。」

犯人ABC「はあぁ?」ジュッボォ

犯人ABC「・・・え?」

ロイ「よくやった、鋼の!!」

パァンと乾いた音が響く。
マスタングの両手のひらが床に突き立てられると、彼以外の人質を取り囲むかのように壁がそびえたった。
強盗達はことの次第に頭がついていっていないようである。

犯人A「お前、今のどうやって!? てか、手は縛ってたじゃねえか!?」

ロイ「ああ、あの邪魔な縄なら焼き払った。」

犯人ABC「焼き払ったぁ!?」

ロイ「よく分からんが、君と同系統の能力ということだよ。今までの様子を見たところ、君もスプリンクラーを気にして炎を出さずにいたようじゃないか。そのスプリンクラーももう壊れている。思う存分使いたまえ。それともあれか? 無い脳をあるように見せたくて爪でもかくそうとしているのかね?」

犯人A「・・・、上等じゃねえか、お前なんざ俺の能力で焼き払ってやるよぉ!!」

犯人BC「やっちまいましょう、兄貴!!」



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