過去ログ - エド「俺たちが助けるんだ!! そうだろ!?」 上条「・・・おう!!」
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[saga sage]
2013/06/09(日) 15:43:18.07 ID:yGPOoMBV0
現実を受け入れたエドが御坂を質問攻めにしだしてから5分後、暇を持て余した番外個体がくちを開いた。
番外個体「で、結局どうするのこいつら? 一応尋問しとく?」
こんなことを平気で言えるところが御坂と番外個体の違いである。
一方「いや、さっきから脳波と生体電流を探ってるが、どうも何もしらねェらしいなこりゃ。てか暇になるくらいなら最初からくるな、惰眠を貪っとけっつったろ。」
番外個体「え〜だって暇だったんだもん♪」
怒りに右手を震わせる一方通行に、御坂は意を決したかのように言葉を切り出す。
今までのことは、まるで全て前座であったかのように。
御坂「一方通行、前に聞きそびれたからいまきくけど」
御坂「あんたなんで私の妹達と一緒にいるわけ? 脅したの? それとも泣きついた? 許してもらえるわけないだろうに・・・。あんた何してんのよ、自分が何したか忘れたわけ?」
御坂「なら思い出させてあげるわよ。あんたわね・・・、10031人の私の妹達を殺したのよ。生きることができたのに、あんたのせいで・・・。なのになんであんたはのうのうといきてんのよ・・・。」
一方通行はただただそれを聞いていただけであった。正確には、"何も言い返せなかった"だけなのだが。
エド「ちょっとまて、10031人ころしたただと!? こいつが!? 」
御坂「あんたは黙ってて。あんたなんかにわかるわけないでしょう? これは私の問題なの。」
エドは目の前の光景に目を疑った。まだ中学生ほどの可愛らしい少女が死の絶望を知り尽くしたかのような目をしていることに。
(たとえ、こんなクソ生意気な小娘でも、俺はみんなにこんな顔をして欲しくないんだよ!)
エド「おれは・・・、一度5000万人を見殺しにしかけたことがある。」
御坂「!?!?!?!?」
エド「えーと・・・、御坂? が何をこの赤目にされたのかは知らない。」
エド「でも、俺には今のこいつがそんなことをした人間には見えない。寧ろ・・・、俺らを助けに来たってのが正しいだろ。」
御坂「でも・・・」
エド「過去と今は違う。一度話しあえよ。もちろん、俺にアル、上条も一緒だ。」
御坂「え・・・、ちょっと待ちなさいよ。なんであんたらも一緒なのよ。」
アル「あ、それについては僕が説明するから、ちょっと耳かして。
御坂は渋々アルに耳を傾ける。アルは「私は何でも知っている」といった顔で小さな声で切り出した。
アル(君、上条君のこと好きでしょ?)
御坂(!!)
アル(見てれば丸わかり。そんな彼が話し合いの場にいた方が、君も怒りを抑えられるだろうし。それに・・・。)
御坂(? なに? )
アル(人の恋愛事情を見るのって面白いから)
バチッ
アルフォンスが黒焦げになったことは、お伝えするまでもないだろう。
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