2: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:22:10.67 ID:NOLb6LGGo
明滅していた意識が戻る。
そうだ、私はワルプルギスと対峙しているのだ。
早く起き上がらないと、そう思い体を起こそうとした。
「ッ! 嘘よ、足がッ!! 」
3: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:23:01.58 ID:NOLb6LGGo
また、このタイミングか。そんな諦観が頭をよぎる。まどかの足元にインキュベーターがいることがその諦観
を強く押し上げる。
「ごめんね、わたし。わたしだけの願いは見つけられなかったの」
4: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:24:01.69 ID:NOLb6LGGo
眩いばかりの光に包まれて、まどかが、『変わる』。
私が憧れた、あの姿。
私が忌避している、この姿。
そして何より、彼女が望んだその姿。
5: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:25:00.36 ID:NOLb6LGGo
ここまでアニメ
------------
ここからドット
6: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:26:00.62 ID:NOLb6LGGo
ほむら
「……。これは?」
ほむらの手には赤いリボンが握られている。
7: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:27:00.85 ID:NOLb6LGGo
まどか?
「えっと、ちょっと待ってね。意味の通る言葉に変換してみるから」
「『願いを叶えた私、つまり一つ前の世界での私。それが、この私の正体。そう言っていいんだと思うんだ。そ
れでね、この私はこれまで私を統べる私。ちょっと、分かりづらいかな。うんと、ほむらちゃんが出会ったすべ
ての私を内包するのが、この私!これで分かるかな?』」
8: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:28:00.56 ID:NOLb6LGGo
ほむら
「つまり、この世界のあなたと今こうして話をしているあなたは確立された別の存在。だけれど、まったく同質
の存在。そういう事?」
まどか
9: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:29:00.54 ID:NOLb6LGGo
ほむらは魔法を使って、視力を回復させた!
魔力を10消費した!
!ほむらのグラフィックがメガほむからクーほむに変わった!
ほむら
10: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:30:00.46 ID:NOLb6LGGo
ほむら
「体力、魔法力、力、素早さ、守り。ここまではいいね」
「ねぇ、まどか」
まどか
11: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:31:00.54 ID:NOLb6LGGo
ほむら
「そ、そうなのね」
ほむらは思わず苦笑いが漏れる。
12: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/06/03(月) 08:32:01.76 ID:NOLb6LGGo
〜一日目〜
病院
ほむら
(今日で退院だから、お世話になった先生とか、看護師さんとかに挨拶しにいかないと)
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