過去ログ - ライナー「これが‥‥戦士の生き様だ」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/03(月) 21:24:11.95 ID:6HCf9Ej30
突如、脳内に声が響く。それは甘い響きを持つ少女の声だった。
見上げた先でぼやけた輪郭が形作るのは、金髪の女神。美しい碧眼を細め、子供の悪戯を許す母のような慈愛の滲んだ笑みを浮かべている。
その動作だけで世界に平和をもたらすほどの魅力で小首をかしげると、潤んだ唇がすっと開いた。


(”触って、ライナー”)


「‥‥あ、あぁああああああ‥‥!!」


思わず彼は膝を折った。下着を手にした両手を組み高らかに掲げ、落涙を隠さずに嗚咽を上げる。
その姿はまるで、女神に感謝の祈りを捧げる信徒のようだった。
女神の許しに感謝を讃えて、どれ程経っただろうか。袖で涙を拭った後の表情に、もう畏怖も葛藤もない。
瞳を閉じて、再び片手は下着の上部へ。空いた掌を一度強く握り締め、決意の双眸を開く。


「‥‥行くぞ」


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