97:「退廃都市のコウノトリ」[saga]
2013/06/23(日) 22:36:13.75 ID:lqEgRYFU0
兄はそれを前にして、息をのんだ。
数秒間そのまま立ち尽くしていた兄は、我に返るとそっと階段に足を踏み出した。
足音を消すように階段を下り、急いで一階の妹の元へ向かった。
既に暗くなった通路を記憶を頼りに走り抜ける。
兄「はぁっ……はぁっ……はやく、妹を……」
兄「アイツを連れて屋上に……っ!」
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