7: ◆aZDE4ZlPmtF7
2013/06/03(月) 23:59:36.69 ID:4fuW0mjj0
 シャルロットはセシリアの言葉に少しの戸惑いを覚えた、真実をはなすともしかしたらセシリアにも被害が及ぶかもしれない、それに盗聴器もまだあるかもしれない、そう言葉にのせたシャルロットであったがセシリアは 
 セシリア「大丈夫ですわ、わたくしの心配はしなくても…盗聴器についてはこの機械が妨害電波を発していますから心配ご無用です」 
 セシリアの言葉を聞きシャルロットはようやく重い口を開いた。今までラウラと鈴に受けてきた数々の仕打ちを……一通り話し終えるとシャルロットは俯き加減にこういった。 
 シャルロット「でも…たぶんなにかの間違いなんだよ、ラウラも鈴も…前はそんな酷いことする人じゃなかったんだから…」 
 セシリア「シャルロットさん……そうですわね…もしかしたらお二人にも何か事情があるのかもしれませんわね…」 
 シャルロット「うん…だから、その、先生達には内緒にしておいてもらいたいんだ」 
 セシリア「そうですか…シャルロットさんあなたそこまでしてお二人をお庇いになられるのですね…」 
 シャルロット「……」 
 セシリア「ですが、どうして急にそんなことやり出したのか…シャルロットさんは知りたくありませんの?」 
 シャルロット「もちろん…もしかしたら僕が何か二人に酷いことをしちゃったのかもしれない…だから、また元の関係に戻れるなら…僕はなんだってするよ!」 
 セシリア「そうですか、そうですか、そうですか……そうみたいですわよ、お二方!」 
 シャルロットにとって今のセシリアの言葉を理解するにはあまりにも心が緩んでいた。セシリアのやさしさに触れて、甘えて、自分のすべてをさらけ出して…ようやく友達をたよって得た安心感。 
 その安心感の中で、そんな言葉が理解できるはずが無かったのである。 
 ラウラ「クックック、そうか、そんなに知りたいか…お前がいじめられてる理由が」 
 鈴「あーはっはっはっは!理由ですって!そんなの決まってるじゃん!お前!汚い淫売の子供なんでしょっ!それ以外に理由なんてある?」 
 シャルロット「ど、どうして……二人が…」 
 セシリア「……ふっ…ふふっ…ふふふふふふふふっ!ほんとおかしいですわね!」 
 シャルロット「セ…シリ…ア…」 
 セシリア「ふふふっ……失礼、シャルロットさん…あなた…ほんとにお馬鹿さんですわね」 
 ラウラ「ふん、セシリアは相当な悪人だな、クックック」 
 鈴「たしかに」 
 シャルロット「ぼ、ぼくは…」 
 鈴「あんたセシリアにだまされたのよ!っていうかもともとセシリアがあんたをいじめようって誘ってきたんだから」 
 シャルロット「うそ…なんで……」 
 セシリア「なんでって?おかしいことをいいますわね?あなた…お妾さんのくせに一夏さんに近づきすぎですのよ!私いつも思っていましたの、この下等貧民があの高貴な一夏さんに触れているなんて、一夏さんがどんどん汚れてしまいますわ!ってね」 
 シャルロット「そ、そんな…」 
 ラウラ「クックック、セシリアはお前のいじめられている姿をビデオに納めてずっと鑑賞していたんだ、ほれ、あそこにもあそこにもカメラがあるぞ」 
 鈴「マジウケルんですけどww」 
 シャルロット「あ……あぁぁ……ぁ……」 
 ラウラ「さて、茶番劇は済んだところで……貴様、私達二人のことをしゃべったな!」 
 鈴「ほんと!?昨日はしゃべってません!しんじてくださーい!なんて言ってたくせに、こうもぺらぺらしゃべられちゃ、ちょっとキツクお仕置きする必要があるわね…」 
 シャルロット「!?や、やめて、お願い!なんでもしますから…だから…」 
 セシリア「うるさいですわ、他人との約束も守れないクズなんて人間ではありませんわ」 
 ラウラ「いままでそれなり人間扱いしてやっていたのにな…これからは…クックック」 
 シャルロットは恐怖のあまりもう声も出せず動くことも出来なくなっていた。今までの折檻により体と心はすっかり調教されていたからだ 
  
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