過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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101: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/06/16(日) 20:46:20.19 ID:De/8OY8S0
「まったく……慎二のやつ、素直じゃないわね」

「遠坂。あれが、あいつのいいところなんだよ。今日はそれが良くわかっただろ?」

「足並みを揃えない単独プレー、だけどそれが自分のためじゃない。……回りくどい性格よね、ああでもしないと行動できないのかしら…」

「そうかもしれないな。――――だけど俺は、慎二のああいう孤独孤立を恐れないところとか、自分のやり方を曲げない誇り高い生き方とか……実は憧れてたりするんだよ」

「―――――――――――――…どの口が言うんだか。あなたたち、揃いも揃って頑固過ぎよ」

そういう遠坂の顔は確かに呆れていたけれど、少なくとも、慎二を悪く思ってはいないだろう。
アサシンが慎二を主として認め、時たま出される無茶な命令にも従っているのは、こういう慎二の味を理解しているからだろう。
付き合いが長ければ長いほどわかってくる慎二の味を早々に理解できるアサシンのようなやつが、あいつのサーヴァントで本当によかった。

「―――――…シローくん、そろそろ来るよ。準備はOK?」

「ああ、任せとけヴァッシュ。―――――――――投影、開始――――――」

「――――……セイバーは無事かしら……」

「――――――――――――あら、リン。自分のサーヴァントが信用できないの?」

「……信用と心配は別物よ」

「―――――さあさあさあ!!一丁気合いを入れて行くでござるよ!!!何処からでも掛かって来るでござるうう!!!!」

―――――――――――――――――屋敷の扉が、乱暴な音を立てて開け放たれる。
――――――――怒れる英傑は、力が弱まったとはいえ、それでも変わらず―――――暴力の象徴として、そこにいた。

「■■■■■■■■■■■■■■■■■■―――――――――――――――――!!!!!!!」




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