過去ログ - 慎二「お前が僕のサーヴァントか!」その2
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184: ◆DDBjj51DRA[saga]
2013/06/26(水) 20:18:37.27 ID:2W2IztBq0
「お主は……統制機構の!!何故ここにお主が!!」

アサシンの声に、男は顔を微妙に歪ませた。
大声によるものと、それ以外の何かで。

「――…ああ、そういえば貴方が居ましたねぇ……。これはもう誤魔化しも効かないでしょうし、改めて自己紹介をば――――」

男がハットを取って胸の前に持ってくる。
西洋風の辞儀のような姿勢で、こういった。


「私、世界虚空情報統制機構のハザマ、と申します。階級は大尉、好物はゆで卵。―――前回の聖杯戦争にはキャスターとして参戦していました」


「キャスター、ですって……?それも、前回の………?」

呟く遠坂の声には驚愕と、そして失意が込められていた。
まるで、大切なものを壊された子供のような。

「前回の、キャスター……?――――…遠坂、これは一体どういうことだ…?」

「……わからないわ。――――一つ言えるのは、前回のキャスターのマスターは……遠坂時臣だったってことだけ……」

遠坂――時臣。
――――――――――――――――――遠坂、だって?
それは、まさか、つまり

「――――わたしの、父親よ……」




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