過去ログ - クリスタ「ユミルを好きになるお話」ユミル「ほう」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/07(金) 20:45:15.32 ID:okfvba2r0
食事の内容はいつも通りだったけれど、私の皿だけパンやら芋やらが積み重なって、塔のようにそびえていた。
どうやら建築者はライナーらしい。積んだというよりも力任せにねじこませて、塔の体裁を保っているようだったけれど。


「ありがとうライナー。嬉しい……でも、こんなに食べきれるかな」

「そうだな……」

「でも、せっかくだから頑張るね」

「あ、ああ」

「ライナー?」


ライナーはそれだけ言うと、すぐにベルトルトの元へ行ってしまった。


「ミカサとエレンが戻ってきたぞー!」


コニーがやたら大声で言うと、他のみんなが口々に歓喜の叫びを上げていた。


「やりやがったな、おまえらならできると思ってたがよ!」

「ミカサを行かせて正解だったぜ」

「エレンだけじゃ不安だからな」

「おい、ミカサに絞殺されるぞ!」


彼らは肉と酒調達部隊として、隠密に作戦を遂行し完遂させてきたようだった。


「ほらほら、サシャにとられる前に食って飲んじまえよ」

「あはは……」


ジャンが取り分けてくれたそれを受け取る。横から『にくううう』と歯ぎしりを立てるサシャの視線が痛い。



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