過去ログ - ほむら「……革命家の魔法少女?」
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60:1[saga]
2013/06/10(月) 09:02:27.34 ID:gNLa+ZoA0
■再び、ファミリーレストラン■
大佐「――ふむ」
“大佐”は、今しがた食事をしつつ杏子とゆまから聞きだした情報を色々と整理していた。
温くなったコーヒーの残りを啜る。余り美味くは無いが、その苦みで眼は覚める。
それに、ニューヨークのコーヒーよりはマシに思える味だった。
杏子「どう?メシの代金分ぐらいにはなったかよ?」
大佐「いいや、それ以上だ。『新参者』の私達にとっては値千金の情報だったよ。もっと奢ってもいいぐらいだ」
“大佐”が杏子より聞きだした情報は、
『魔女狩り』のこと、『織莉子』のこと、
そして杏子の知る見滝原および風見野の周辺地域で活動する魔法少女についての事であった。
内、『魔女狩り』に関しては既にインキュベーターから聞き出せたものと大差なく、
『織莉子』に関しては殆ど噂話と同じ程度の内容であったが、
見滝原、風見野、その周辺での魔法少女の活動状況に関する情報は、
やはり現地人ならでは詳細さがあり、価値があった。
無論、杏子も全てを語ってはいないだろう。
“大佐”の見た所、彼女とゆまは二人で一つの一匹狼で間違いはあるまい。
自分達の不利になりうる情報は、出してはいない筈だ。
しかしそれでも、調査員『アルバトロス』が抜けた穴を取り敢えず埋めるには充分は情報であった。
――そんな事を考えていた時であった。
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