過去ログ - ほむら「……革命家の魔法少女?」
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61:[saga]
2013/06/10(月) 09:03:02.08 ID:gNLa+ZoA0

杏子「それで?」

不意に、杏子が“大佐”に問うた。

大佐「それで、とは?」
杏子「いや、何さ。アンタのお仲間で、この見滝原に来ていたのが一人殺られて」
杏子「ソイツの仇討のために、アンタらはわざわざ県をまたいでやってきた……て話だけど」
杏子「聞いた感じだと、殺されたアンタのお仲間、この見滝原の人間じゃないっぽい」
杏子「こんな所でコソコソ、余所者の魔法少女が何してたのか、ってね」
杏子「気ならない訳ないじゃん」

魔法少女という人種は存外土地に根付くもので、一度定めた縄張りからは中々移動を行う事は無い。
――その縄張りの魔女を狩りつくしてしまうような事でも無い限りは、である。

杏子「アンタらは、少なくとも5人いて、死んだのを含めれば6人」
杏子「魔法少女のパーティーとしては、結構大きい方だろ」
杏子「必要なグリーフシードも、当然多くなる」

“大佐”は杏子の言わんとしている事を察した。
一匹狼らしい警戒心である。――悪くないと思う。

大佐「私達が、この見滝原を手にしようとやって来たのではないか」
大佐「殺されたのは、余所者が余計な探りをいれていたから」
大佐「そう言いたいのかね?」



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