過去ログ - 暁美ほむらと、もう一人の時間遡行者
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/08(土) 23:17:01.03 ID:RbO7Y6vAO

その日の放課後、私はまどかに誘われるままに帰路を共にしていた。


まどかの隣で、快活に笑うのは美樹さやか。
ムードメーカーという言葉が良く似合い、実直な性格で正義感が強い。

基本的に頭が固く、第一印象が悪いとそれを覆すのは中々難しい。

でもそれは接触を間違えなければいいだけで、私は話している二人の後ろをのんびり歩いていた。

ふとさやかの話が途切れると、まどかが申し訳なさそうな顔で振り返った。


「ほむらちゃん、ごめんね。さやかちゃん話長いから」

「なにおう!まどかめ私を裏切るのかー」


その短いやり取りだけでも二人の仲が伺えて、少しだけ付き合いの長さに妬けたが、私は笑顔を見せた。


「さやかは表情がコロコロ変わって、見ていて飽きないから構わないわ」

「バカにしてない転校生?」

「可愛いってことよ」





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