過去ログ - 八幡「徒然なるままに、その日暮らし」
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252:sage
2013/06/29(土) 19:50:38.07 ID:WJ3splD60
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!


253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/29(土) 20:21:40.70 ID:TzxBvZrGo
期待


254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/29(土) 20:51:33.70 ID:LHuhFBAG0
良い物を見つけた気体


255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/29(土) 21:29:12.17 ID:GwYIhCMU0
>>252
sageはメールアドレスの欄に入れるんだ


256: ◆/op1LdelRE[sage]
2013/06/29(土) 21:58:27.70 ID:DC09rvNV0
こんばんはですー、期待のお言葉マジ感謝。
ちょっと色々作業しながらなので、少し時間かかると思いますが、そろそろ上げてきます。

デレのんは実にいいものだ……


257: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/29(土) 22:00:48.08 ID:DC09rvNV0
「随分と、楽しい時間を過ごしていたようね」

 瞬間、背中に氷柱を突っ込まれたような感覚が、俺の脊髄を落雷のように突き抜けた。
冴え冴えとして冷え冷えとした、正しく極寒の真冬を思わせる凍てつくような声音。
囁きにも近いはずのその言葉はしかし、確かな重さをもって俺の身体に浸透して行く。
以下略



258: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/29(土) 22:07:09.54 ID:DC09rvNV0
 ぎぎぎと音が聞こえてきそうな程の、それこそ油の切れたブリキ人形のようなぎこちない動きで、ゆっくりと振り返る。
秋色のカーディガンとチェック柄のストールが、まず目に飛び込んできた。
季節を感じさせる上品な色合いをした装いに、しかし感嘆する暇などあるわけもなく。
恐る恐る視線を上げていくと――見慣れた感のある組まれた腕、流れるようにさらさらのストレートな黒髪、少し上げられた細い顎、そして厳しく細められたものっそい冷たい目。

以下略



259: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/29(土) 22:14:36.11 ID:DC09rvNV0
「やっはろー、雪乃ちゃん、来てくれたんだぁ」
「呼んだのは姉さんでしょう。それより、これはどういうこと?」

 これ、のタイミングで俺を指差す雪ノ下。
視線は変わらず冷徹無比。
以下略



260: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/29(土) 22:29:57.45 ID:DC09rvNV0
 並みの人間では、この空気の中で下手な発言などできないだろう。
実際もう、さっきまで陽乃さんに熱い視線を送っていた男たちの気配もなくなってしまっていた。
危険を察知して逃げたか、我関せずと意識を逸らしているか。
興味はあれど、生存本能には逆らえないのだろう。
その気持ちは痛いほど分かる。俺だって同じ立場なら速攻で逃げるし。
以下略



261: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/29(土) 22:37:44.12 ID:DC09rvNV0
「んー? ちょっとねぇ、色々お話しよっかなーって思って、来てもらったんだよ」
「この男に関わると碌なことがないから止めなさい、と何度も言っているでしょう。経歴に傷がつくのは姉さんの方なのよ?」
「あはっ、心配してくれるの? でも大丈夫、この程度じゃあスキャンダルにもならないから」
「そういう問題じゃないわ、この程度の男に関わること自体がマイナスだと言っているの。大体知的レベルが月と微塵子程も差のある姉さんが、比企谷くんなんかと何を話すことがあるのよ」

以下略



262: ◆/op1LdelRE[saga]
2013/06/29(土) 22:46:05.70 ID:DC09rvNV0
「んふふ、気になる? ねぇ、気になるの? わたしと比企谷くんが、雪乃ちゃんのいない所で、二人きりで、仲良くテーブル挟んでお昼しながら何を話してたか」
「何を馬鹿なことを言っているのかしら。どうして私がそんなことを気にしなくてはならないの?」
「もう、そんなに苛々しないで、ね?」
「苛々などしていないわ、言いがかりは止めて頂戴」

以下略



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