12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/08(土) 01:59:40.40 ID:1XussiTaO
二丁の拳銃にそうb呼びかけながら、ダンテは凄まじい速さで幾度となく引鉄を引いた。即座に銃口から矢継ぎ早に弾丸が射出される。
大口径の弾丸の秒間十数発の連射にも耐え得る強靭な銃身など、ダンテ以外に必要とする者などいないだろう。
それだけの速さでハンドガンの引鉄を引ける人間など存在しないのだから。
悪魔の血を引くダンテだからこそ可能な芸当
マシンガンの様に吐き出される無数の銃弾は、巨人の顔面をボコボコのチーズに変えるにはあまりにも多すぎたようだ。
貫通した弾丸が蒸気をあげる血肉とともに明後日の方向に吐き出され、肉片が近辺の家々の屋根や道に飛び散った。
頭を失った巨体がガクリと膝をつき、大きく地面を揺らしながら崩れ落ちた。
ダンテ「そのまま寝てな」
二丁の銃口に息を吹きかけ、呟いた。
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