5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/08(土) 06:35:30.12 ID:EMBlCMu00
嘘か真か、今の私では判断は難しい。
最悪を想定しつつ、エレンに問う。
「仮に、あんた一人だったとして、なにが目的?」
笑うでも、怒るでもなく、エレンは無表情のまま重そうな腰をあげた。
「お前を俺の手で殺すためだ」
そうだろうね、と私を真っ直ぐ見据えるエレンに言った。
私も立ちあがり、ブレードの柄を握る。
使い物になるかどうかは不明だが、用心に越した事はない。
ここで死ぬわけにはいかないのだから。
どれだけ時間が経ったかわからないが、まだ任務を遂行しているはずのライナーやベルトルトのためにも。
なにより、お父さんの元に帰るためにも。
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