過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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318: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/07/07(日) 23:36:14.31 ID:nBQnR4x30

「おーう、やってるな!」

声がしたので、振り返ったら、アヤさんが、レナさんと一緒にお風呂場に入ってくるところだった。

「あ!アーヤさーん!」

「レナ、あんた大丈夫なの?」

「うん、医者は平気だってさ。でも、痛くなるかもしれないから、ちょっとだけ、ね」

「レナさんも飲む?」

「あぁ、遠慮しとく。口の中の切れてるの、あと2,3日は治らないと思うし」

あたしはお酒を勧めたけど、断られてしまった。残念、レナさんとお酒飲んだことないから、一緒に楽しみたかったのに。

「あのチューブ食ばっかりってのは、気が滅入りますね…」

レオナがしみじみと言っている。確かに、あれはマズイからね…

「ロビンちゃんと、レベッカは?」

「あぁ、寝てるよ。ソフィアとシイナさんがついててくれるっていうからさ、すこし休めって、言われちまったよ」

アヤさんはそんなことを言いながら、桶で自分とレナさんにお湯をザバッとかけてから湯船に突っ込んできた。

「くはー!身に染みるなぁ!」

「アヤ、おじさんみたい」

アヤさんの言葉に、レナさんがそう言って笑う。もう、本当に夫婦なんだよなぁ、二人は…

いや、夫婦っていうのも、なんかちょっと違うのかもしれないけど。

「あ?いいだろ!気持ち良いもんは気持ち良いんだ!あ、マライア、アタシにもくれよ」

アヤさんがあたしの持っていたグラスを奪い取って一気に飲み干した。あっ、もう…せっかくハンナに入れてもらったのに…

いいですよーだ。新しいグラス出すから…

あたしは、ふくれっ面をみせてやってから、ハンナに別のグラスを取ってもらって、お酒をあおって一息ついた。

「はぁ、それにしても、良い夜ですなぁ」

「あはは、マライアさんも、アヤさんに似てる」

「ホント!?それは褒め言葉と思って受け取るよ!」

「こんなのに似て、どこが嬉しいんだかね」

「おぉ?なんだ、カレン、久々にやるか?」

「良いよ?受けてたってあげるわよ?」

「あーはいはい、慣れてない子達いるんだから、そのおふざけは今日はやめてね」

アヤさんとカレンさんが、いつもの、を始めそうになったので、レナさんが止めた。

なんだ、久しぶりだから見てみたかったのに…

まぁ、でも、ハンナやレオナには、ちょっとびっくりしちゃうようなやり取りになっちゃうだろうしね…

「お、なにレナ?ヤキモチ?」

そんなレナさんの言葉を聞いたカレンさんが、そう言ってレナさんを冷やかす。

あ、そう言うパターンもあるんだ?これは乗っておかないと!

「もう!ラブラブこそどっか余所でやってくださいよ!」

あたしもそう言って野次ってやる。

「ちっ、違うって!違うの!」

「あんたら、やめろよ!」

そしたら、レナさんどころか、アヤさんまで顔を真っ赤にして怒ったから、可笑しくて笑ってしまった。



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