過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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◆EhtsT9zeko
[saga]
2013/07/07(日) 23:41:25.26 ID:nBQnR4x30
一通り笑って、それを収めてから、私は、言おうと思っていたことを伝えるために、口を開いた。
「あのね」
「はい?」
「さっき、お風呂でアヤも言ってたんだけど…みんな、ありがとうね」
「何がだい?」
シイナさんが、キョトンとした表情で聞き返してきた。
「一緒に居てくれて。友達で、ううん、アヤ風に言えば、家族として、そばにいてくれて…
今回のことがあっても、なかったとしても、私たちは、みんながいてくれて、すごく幸せだよ。
だから、ありがとう…それから、これからもずっと仲良くしてね」
ホントはね、それだけじゃないんだよ。アイナさんも、ソフィアもシイナさんもね、私にとっては、同じ故郷の同じ仲間。
あの暗い宇宙からここにたどり着いた、かけがえのない人たちなんだ…
昔アイナさんが言ってくれたみたいにね、みんな、私の姉妹なんだって思ってる。
血のつながった家族を亡くした私の、家族なんだよ。辛いときに助けてくれて、楽しい時に一緒に笑ってくれる…
みんながいてくれて、私、本当に幸せなんだ…。
気が付いたら、また、ポロポロと涙がこぼれてしまっていた。
「レナさん…」
「あははは。泣くようなことかい。私らの方が礼を言いたいくらいなんだ」
シイナさんが、ポンポンと私の肩を叩いてくれる。カレンさんと同じことを言ってくれるのが、また、うれしくて、
私はそのまましばらく、涙が止まらなかった。本当に、すぐ泣けちゃうこのクセ、かっこ悪いんだけどさ…。
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