過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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51: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/06/16(日) 22:04:05.98 ID:WbsrO5Z60


「そうか…まぁ、ニュータイプだとかは関係ない。ここまで、大変だったんだな」

だからあの日、こいつは俺に突進してきたのか。

あの子たちを守るのは自分だと、居なくなった仲間たちの気持ちを次いで、こいつらを守ろとしたんだ。

…待て、話の始まりはこんな話題だったか?あぁ、そうだ。

「で、それと俺について来たのと、どういう関係が?」

思い出したので聞いてみると、サビーノは少しはにかんで見せてから

「マークさん、強いから…ケンカの仕方とか、教えてもらえないかな、と思って」

と言ってきた。俺の蹴りがそんなに効いたのか?


「いや、俺は弱いぞ?前線の連中と違って事務屋だからな。

 一応、士官学校で近接戦闘術は習ったが、使いこなせるレベルじゃないし、

 人に教えるなんてとてもじゃないができるほど卓越してもいない」

俺が言うとサビーノは笑顔で

「それでも、戦い方を教わったことはあるんでしょ?それを教えてくれるんでいいんです」

と言ってきた。

 ふぅ。格闘技の先生ね。本当に、ロクなことを教えられる自身はないが…

まぁ、出会いがしらのカウンターくらいならなんとかなるか。

あいつらを守りたいから、とまで言われたら、ここで断るのも、居心地が悪い。

「わかった。部屋に帰ったら、すこし教えてやる」

「ホントですか?やった!」

俺が言ってやると、サビーノは嬉々として飛び上がった。こういうところは、まだ子どもだな。



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