過去ログ - ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが…
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537: ◆EhtsT9zeko[saga]
2013/08/12(月) 21:20:32.00 ID:nGGHAbg30

「くっ…ひゃうっ!こ、このっ、性悪親子め!」

不意に、ユリウスは体勢を無理やり起き上がらせて、私と私の前にいたレオナをまとめて抱きかかえたと思ったら、

そのまま勢い良く、横向きに芝生に倒れ込んだ。

私もレオナもたいした抵抗もせずにユリウスにされるがままに倒れ込む。

「きゃぁー!」

「ぎゃー!」

レオナも私も、楽しくって声を上げていた。

 それからしばらく、芝生でプロレスごっこをしたり、追いかけっこをして遊んだ。反射ミラーが時間と共に傾いて、
コロニーの中が薄暗くなってくるころには私たちは研究所へと戻った。

 夕食を作って、ユリウスにも振舞ったら、今晩は泊まっていく、というので、

ついでにレオナのお風呂と寝かしつけも頼んだ。

私は、持ち帰りの仕事がまだ少し残っていたので、その間にそれを片付ける。

 ちょうど、最後のデータの分析が終わったところで、レオナを寝かせてくれたユリウスがリビングに戻ってきた。

 「ありがと」

私がコンピュータをシャットダウンしながら言うとユリウスはニコッと笑って

「なに、久しぶりに満喫させてもらった」

と言ってくれる。

「一週間しか経ってないのに、なに言ってんの?」

と言い返してやったら、危うくヘッドロックで私の大事な頭脳が破壊されるところだった。

まったく、人類史に残る重大な損失になるところだよ、ホント…なんてね。


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