過去ログ - 恵美「もし私が日本に馴染めなかったら」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/15(土) 22:52:56.86 ID:aEntuCFko
恵美は電車から幡ヶ谷駅に降り立った。
道中、じろじろと見られた気がしたのは、服に点々と着いている血の跡のせいか。
それとも抑えきれない殺意のせいか。
それもどうでもいいことだった。

恵美がマグロナルドに入ると、時間帯は朝食には遅く昼食には早いといったところで、客は少なかった。

恵美(好都合ね)

いらっしゃいませ、と数人の店員から連呼される挨拶。
その中に、カウンターに立っている魔王の姿を認めた。

真奥「……? お客様?」

注文をせず、ただ自分を見つめる恵美に不審なものを感じたのだろう、魔王が問いかけてくる。
恵美はそれには答えず、聖剣を顕現させる。
そしてそのまま、剣を両手で持ち振りかぶった。

恵美「天光――」

魔王が目を見開く。
狙いが自分に着けられていることを察し、咄嗟に横に飛び退き――

恵美「――風刃!」

振り下ろした聖剣から凄まじい衝撃波が一直線に飛ぶ。
それはレジカウンターを砕き、魔王の左肩をかすめ、奥の機械を破壊した。


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