過去ログ - まゆ「あなただけいればいい」
1- 20
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:26:14.03 ID:epGhJc5fo

 プロデューサーはその様子を見て唾を飲み込んだ。乾いた口の中で歯を噛みしめ、できる限り落ち着き払って言う。

「俺は、まゆに、迷惑をかけるようなことをして欲しくないと、言ったはず……」
「してませんよぉ」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:28:20.53 ID:epGhJc5fo

「『プロデューサーさんは、もう私のものだから』って、とても嬉しそうに、楽しそうに、誇らしげに、幸せそうに……」
「わかった、もういい!」

 自ずと語気が荒くなる。そんなプロデューサーを、まゆはじっと見つめる。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:28:58.84 ID:epGhJc5fo

「あ、大丈夫ですよぉ。まゆは何もしてませんから。これは単なる報告です。プロデューサーさんの為の」

 まゆはにっこりと笑った。いつもの笑顔。
 それを見て、プロデューサーの体に悪寒が走る。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:30:41.44 ID:epGhJc5fo

「……それは、どうしてだ?」

 プロデューサーの震えた声音を、まゆはじっとりと抱き止めるようにして、答えを返した。
 立ち上がって、プロデューサーを笑顔で見つめる。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:31:16.26 ID:1HZbkAi+o
深夜になにを録音されたんですか…こわひ


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:32:12.29 ID:epGhJc5fo

「まゆのことアイドルにしたいって、プロデューサーさんが言ったから、まゆはアイドルをしているんです。
 これは、まゆにとって心からの望みなんですよぉ? だって、プロデューサーさんが、そうして欲しいって、心から望んでいることですもんねぇ?」

 一歩、近づく。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:33:12.52 ID:epGhJc5fo

「たとえプロデューサーさんが、まゆを弄ぼうと、
 利用しようと、
 汚そうと、
 汚させようと、
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:34:58.88 ID:epGhJc5fo

「……そうか」

 プロデューサーはまゆの顔を見る。満面の笑み、目を細めて、恍惚とした、魅力的な笑みだった。
 諦観に似た感覚を覚える。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:36:04.55 ID:epGhJc5fo
 おわり。


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/18(火) 00:39:41.07 ID:Pp44z3jo0
終わったの?


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/18(火) 00:39:48.17 ID:LIJW07kbo
かれんちゃんといちゃいちゃしようとしたらままゆはそれを知っててって事か

こえー
おつ


36Res/15.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice