過去ログ - 【ガルパン】みほ「僕の名は西住小次郎。」
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◆MBDL96yQmCZm
[saga]
2013/12/15(日) 23:52:18.08 ID:o/oh5yzH0
「そう言えば・・・自己紹介が・・・・まだだったな。 私は冷泉麻子だ。・・・・・よろしく。」
彼女はまだ眠そうにしながらも、途切れ途切れに名乗った。
それを聞いて、みほもすぐに名乗りを返そうとする。
その時だった。
「あっ!!!」
突如、みほの肩に掛かる荷重が増大した。そのまま、麻子の体がずり落ちそうになる。
何事かと思って、麻子の方に目をやった。
「冷泉さん!?」
「 Z Z Z Z z z z z・・・・ 。」
よく見ると、彼女の瞼が落ちていた。
みほにもたれかかったまま目を閉じ、寝息を立てている。
どうやら完全に寝てしまったようだ。
「麻子さん、起きてください。」
「んぅ、ムニャ・・・・Z Z Z z z。」
声をかけるが、目を覚ます気配が全く無い。
仕方なく、そのまま行こうとするが、ほぼ全体重で寄り掛かられたため、麻子の体がずり落ちてしまわないようにするのが精一杯だった。
これでは中々上手く前に進めない。
「このままでは遅刻する。」
焦る、みほ。
この体勢のままでは、速く動けない。
「仕方ない。」
そこで、みほは体勢を変えることにした。
麻子の背中に腕を回す。
「よいしょ。」
そのまま両腕で麻子の体を抱きかかえて、持ち上げた。
「よし。これで動きやすくなった。」
体勢を変える事によって大分動きやすくなったみほは、そのまま麻子を抱えて、学校に向う。
こうして麻子は眠ったまま、みほの腕に抱えられ、学校まで運ばれることになった。
(ん・・・・何だろう? ・・・とても暖かい。・・・心が落ちつく。)
その時、麻子はみほの腕の中で心地良い温もりを感じていた。
まるで、ゆりかごの中にいるかのような、そんな快い感覚をぼんやりと感じる。
その心地良さは、麻子を更に深い眠りへ誘うのであった。
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