過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」4<br>
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7: ◆v2TDmACLlM[saga]
2013/06/23(日) 21:29:39.62 ID:X2cPCFyW0




戦う用意はできた。救う為の覚悟は出来た。
自分に出来る最大限の準備はした。

それでも浜面には確実な情報が足りなかった。
木原の目的、子供達や滝壺、体晶のファーストサンプルを奪った理由。

それが分からなくては、行動のしようがない。
闇雲に動いてしまえば時間は無駄に消耗され、安易な推測による行動も同じ事だ。

故の諦め。

たった300秒で浜面は一個として行動する事に見切りを付けた。

そうとなると浜面の次の行動と行き先は決まってくる。
確実な方法をとるなら、もはやたった一つしか選択は無い。

そう思った矢先だった。

浜面「な、!?」

走っている最中目に飛び込んで来たものに、思わず浜面はブレーキを踏み込む。
キキィィィ!!、とタイヤとコンクリートの擦れる音が静寂の都市に響き渡った。

スフィンクスが鳴く中、浜面は車から勢いよく駆け出し、その飛び込んで来たもの――見覚えのある少女を抱き起こす。

浜面「フレンダ!!」

まるで死んだ様に倒れていたフレンダ=セイヴェルンに向かって浜面仕上は少女の名を呼んだ。






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