26: ◆.g97gKoujg[saga]
2013/06/28(金) 23:27:33.90 ID:UC8JbPa20
キリコが少女の方へ視線を戻すとキリコ達と少女の間に長身痩躯の男が立ちはだかっていた。一八四センチメートルの恭兵よりも大きい……一九〇以上はある。
腰まで伸びた黒髪が美女とも見紛う端麗な容姿を際立たせていた。
男は殺気を込めた鋭い目付きでキリコ達を睨んでいる。
「遅いぞ茨木」
「申し訳ありません、御館様」
少女の叱責に謝罪しながらも、その視線はキリコ達を捉えて離さない。
(まったく……次から次に)
ショットガンを乱入者ーー茨木に向けながら、心の中でぼやいているとキリコの耳に小さなノイズ音が走った。
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