22:電動ウォンバット ◆Eh2pKYcJqE[saga]
2013/07/07(日) 23:34:11.88 ID:1/eeXXi7P
怒気を含んだ声が、私に覆いかぶさっている食蜂から放たれる。
私が座っていた椅子に目をやると、先ほどとかわりない状態で、本などが置かれていた。
どうやって私をここまで運んだのだろう。
そのような疑問と同時に、彼女に対する怒りがこみ上げてきた。
縦ロ「どういうつもりですか」
食蜂「あはっ、やっと喋ってくれましたね」
縦ロ「質問に答えなさい」
食蜂「先輩が頭の中で考えるばっかりで、喋ってくれないのがいけないんですよぉ?」
何を言っているのか。
人の頭の中を勝手に覗いておいて、こちらには普通の受け答えを求める。
自分勝手にも程がある。
だいたい、今までだって頭の中で思っていることに対して、勝手に返答をしてきたではないか。
食蜂「最初からコミュニケーションを放棄するのと、コレは全然違いますから」
縦ロ「違いがわかりませんね」
食蜂「私がわかっていればいいんですよぉ」
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