41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:35:18.08 ID:0hQFfYEeo
「ここが調理場なのです。」
「そうですか……」
ボイラー室と調理場を案内してもらう。
色々歩き回りながら調査をしていくが妙な違和感を覚える。
「おかしいな……」
本来なら竈の神様が家の人間を守ってくれるはずなのだが……
それがあまり機能していないような気がする。
そもそも調理場の荒神棚に御札が入っていなかった。
何かがおかしい。
歩きながら考えているとふと中庭に目が行く、まず最初に灯籠が目に付いた。
そこから視線をずらしていって中庭全体を見ているととある事に気が付く。
「もしかして……!」
「どうしたのです、須賀君?」
中庭に入って植えてある木や設置されている甕を調べていく。
「……そういうことか。」
「何かわかったのですか?」
「ええ、皆を集めましょう。」
部屋にみんなが集まる。
「結論から言います、ありました。」
「それでえっと、松実さんの為に集めてもらいたいものがあります。」
「まずは松実(妹)さん、貴女にはこれらを用意して中庭に人が入らないようにほしいんですけど。」
「はい、わかりましたのです。」
必要なものを書いたメモを手渡しながら続ける。
「次に新子、これに書いてあるものを用意してくれ。」
「わかったわ。」
新子にもメモを渡す、こっちは神事に必要なものだ。
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