42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:35:47.09 ID:0hQFfYEeo
「鷺森さんと赤土さんは松実さんのお姉さんを中庭に連れてきてください。」
「わかったわ、灼手伝って。」
赤土さんと鷺森さんは部屋から出て行った。
残った春と良子さんが聞いてくる。
「で、私達の仕事は?」
「中庭のお掃除。」
つらっと言ってやった。
俺達は中庭に行き甕の汚れた水を捨て、中を洗ったり。
灯籠を綺麗にしていた。
ちょうどそれらが終わった頃、松実(妹)さんが手に荷物を抱えてやってきた。
「これでよかったのですか?」
「はい、これで大丈夫です。」
「本当は朝の一番水がいいんですけど、今回は時間の都合、代わりに飲める温泉で行きます。」
渡されたものを所定の位置において行く。
洗米、お酒、塩。
並べ終わった頃に先程洗った甕に水を注ぐ。
結構重労働だ、特に片腕では。
注ぎ終わる頃には新子と赤土さん達がやってきた。
「もってきたわよ、あんたが言ってたもの。」
「おう、サンキューな。」
「礼なんていいわよ、宥姉のためだし。」
新子から渡された飾りやお札を所定の位置に置く。
赤土さんが眠っている松実さんに肩を貸しながら俺に声を掛けてくる。
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