42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:35:47.09 ID:0hQFfYEeo
「鷺森さんと赤土さんは松実さんのお姉さんを中庭に連れてきてください。」
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2013/06/29(土) 17:36:13.33 ID:0hQFfYEeo
「須賀君、宥はどうすればいいの?」
「近くに寝かせて置いてください、多分そのうち勝手に起きますから。」
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2013/06/29(土) 17:36:46.65 ID:0hQFfYEeo
「高天原に神留座す 皇親神漏岐神呂美之命を以て」
「皇御孫命をば 豊葦原の水穂の国を安国と平けく所知食と」
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2013/06/29(土) 17:37:51.58 ID:0hQFfYEeo
『お母さんはどこ……』
『やだ……死にたくない……死にたくない……』
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2013/06/29(土) 17:38:44.11 ID:0hQFfYEeo
そうお姉さんが言い終ると火が掻き消えて、お姉さんの体が揺れ、倒れこむ。
とっさに手を伸ばし支えこんで状態を見る。
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2013/06/29(土) 17:39:11.82 ID:0hQFfYEeo
夢の中で頭の中に響く声。
家の御祭神様の声だ。
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2013/06/29(土) 17:39:40.39 ID:0hQFfYEeo
目を覚ますと俺は布団の中にいた。
隣には春がちょこんと座っている。
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2013/06/29(土) 17:40:15.59 ID:0hQFfYEeo
本気で心配させて、面倒掛けてしまったけども、呼び方が戻って、俺と春の間にある空白の数年間が少しは埋まった気がした。
ふと外を見ると空が白み始めていた。
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2013/06/29(土) 17:40:44.06 ID:0hQFfYEeo
「あの、昨日お姉ちゃんはどうしちゃったんですか?」
「え、ああ……お姉さんに降りていた神様は加具土様と言われていて、所謂荒神様として祀られている神様です。」
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2013/06/29(土) 17:40:48.61 ID:wbD9ZBaNo
阿知賀サイドより姫様が心配
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:41:38.76 ID:0hQFfYEeo
「それで赤土さん高鴨の件について聞きたいんですけど。」
「いやそれがね……しず、入っておいで……」
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