32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:30:19.36 ID:0hQFfYEeo
俺が促すと春は短く返事をする。
純白の括り袴に白衣、浄衣、朱色の手袋、それに加え朱色の靴を取り出して着替えようとする。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:30:56.78 ID:0hQFfYEeo
「なら聞くけどよ、新子は妖怪や魔物みたいなのと対峙した事あるか? ビビッて動けませんでしたじゃ話にならねぇ。」
「それに戦う方法は? 自分の身も守れないようなやつがいても同行者も危険にさらすだけだ。」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:31:23.72 ID:0hQFfYEeo
「ねぇ、あんたたちどういう関係なの?」
「あんたが着替えるときあたし達は部屋出たけど、滝見さんだっけ? あんたは部屋を出なかったじゃない。」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:31:54.55 ID:0hQFfYEeo
「新子、今から俺がすることを覚えて真似してくれ。」
「へ?」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:32:24.56 ID:0hQFfYEeo
一般人の新子でさえ感じるくらい近くに寄ったということだ。
多分この先に原因になったやつがいるはずだ。
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:32:50.89 ID:0hQFfYEeo
人型が俺の脚を狙ってくる、それを跳ねて躱しそのまま顔面を蹴り上げる。
激昂した人型が更に暴れ始める。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:33:34.67 ID:0hQFfYEeo
新子が慌てながらも九字を切り出す。
それに合わせて妖怪が止まる。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:34:09.34 ID:0hQFfYEeo
「は、はあ〜びっくりして腰抜けた……」
「大丈夫か、新子。」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:34:42.55 ID:0hQFfYEeo
「妹(玄)さんには神社に行ってもらいましたが、これはオカルトで中途半端に繋がった状態を清浄化するためです。」
「でも神様がある程度判明していないと出来ないから縁のありそうな神社に行ってもらったわけですけど……」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/29(土) 17:35:18.08 ID:0hQFfYEeo
「ここが調理場なのです。」
78Res/77.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。