過去ログ - 上条「俺は、美琴が好きなんだ」フィアンマ「……」
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812:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/30(火) 22:01:09.10 ID:HZiuzRnl0
 


813: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/07/30(火) 22:01:28.54 ID:jUvKZndP0

家についた。
ゆっくりとシャワーを浴びると、身体が温まる。
湯船に浸かるべきかと考えたものの、恐らくのぼせるだけ。
わざわざ苦しい思いをする必要もなし、と彼女は断じて。
以下略



814:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/30(火) 22:01:38.41 ID:HZiuzRnl0
 


815: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/07/30(火) 22:01:53.53 ID:jUvKZndP0

魔神の座を奪われた。
その事実が人生に強く食い込み、絶え間無い絶望を遺していた。
別に、魔神になったところでやりたいことなどなかったはずだ。
精々が自分の気に入らない人間を消す程度、それ位。
以下略



816:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/30(火) 22:02:01.60 ID:HZiuzRnl0
 


817: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/07/30(火) 22:02:26.46 ID:jUvKZndP0

倒れている、ローマ正教が誇る騎士団の男達。
まだ息の根のある彼らに最期を与えようとする俺の前で、その小さな少女は両腕を広げていた。
まるで、その騎士団達の上司か何かでもあるかのように。
そこまで、考えて、俺は彼女が何者であるかという可能性に辿りついた。
以下略



818:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/30(火) 22:02:36.43 ID:HZiuzRnl0
 


819: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/07/30(火) 22:03:14.38 ID:jUvKZndP0

『…まじんになれなかったことは、……どうじょうする。
 だが、それはぼうりょくをふるっていいりゆうにはならん』

幼い、鈴を転がした、或いは砂糖をまぶしたような声。
以下略



820:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/30(火) 22:03:21.50 ID:HZiuzRnl0
 


821: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/07/30(火) 22:03:58.71 ID:jUvKZndP0

「……だから、世界を敵に回したし、魔神の座も取り返したよ」

あれから十年もの月日が経過した。
時間にして、43800時間。
以下略



822:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/30(火) 22:04:07.26 ID:HZiuzRnl0
 


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