過去ログ - 上条「俺は、美琴が好きなんだ」フィアンマ「……」
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919:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 20:40:21.86 ID:VVim0GZ70
 


920: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/08/05(月) 20:40:48.99 ID:aHPkyzUW0

パンを差し出されたものの、食べる気にはなれなかった。
垣根の死について考えると、気分が落ち込んでいく。
だからといって考えないわけにはいかない。
自分が殺したも同じことだ。
以下略



921:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 20:40:57.85 ID:VVim0GZ70
 


922: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/08/05(月) 20:41:13.90 ID:aHPkyzUW0

「……フィアンマ」

優しい手つきで、男の手が頬に触れた。
思わず震えそうになる体を押さえ込む。
以下略



923:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 20:41:24.09 ID:VVim0GZ70
 


924: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/08/05(月) 20:41:39.88 ID:aHPkyzUW0

この男の性質は、『オッレルス』と『オーディン』を半々ずつ、と推測出来る。
どちらかの神話をなぞってもそう簡単には殺せないように、調整したのだろうか。
フィアンマでいえば、神の如き者と神の子の属性の調和だ。
魔術師は自分の中に特殊体質を発見した場合、出来る限りそれを活かそうとする。
以下略



925:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 20:41:50.41 ID:VVim0GZ70
 


926: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/08/05(月) 20:42:04.95 ID:aHPkyzUW0

「…しかたが、ないだろう」

願いの代償。
神様は自分の祈りを聞き届けた。
以下略



927:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/05(月) 20:42:25.80 ID:VVim0GZ70
 


928: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/08/05(月) 20:42:43.22 ID:aHPkyzUW0

霊装を破壊するまで時間がかかる。
願わくばフィアンマが当たり障りのない会話でオッレルスの気を引くことを。
オティヌスはそう告げたきり、黙りこくった。
一方通行は静かに時間を持て余し、どうしようもない焦燥感に何度目かのため息を飲み込んだ。
以下略



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