過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/18(日) 22:40:50.29 ID:eFwyLQUp0

「まずはお疲れさまだったな、リヴァイ」

「……」

「お前が獣の巨人を殺してくれたお陰で、人類は大きな一歩を踏み出せた。お前でなければ、獣の巨人は打破出来なかっただろう」

「……それは違う」

俺は否定する。

「ミケやナナバ達が命を賭して、獣の巨人の情報を持ち帰ったからだ」

獣の巨人の姿形、そして投擲や巨人を指揮する能力。
それらがあったからこそ、事前に対策が練れた。

「それに地下通路に築いた罠があったからだ。あれを築くのに、幾多の命を賭してきた彼らのお陰だ。
 あれが無ければ、獣の巨人を殺すのは不可能だった」

いつかの女型捕獲作戦の際にも、似た会話をしたのを思い出す。
いつだって俺たちは助けられている。人は独りじゃ生きれない。だから俺が勝てたのは、彼らの影からの功績があってこそだ。

「そうか……」

「そうだ……」

決して俺の功績なんかじゃない。
そう断言する俺に、エルヴィンも横で黙っているハンジも神妙な表情を浮かべる。俺も同じ表情になっているだろう。



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