過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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260:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/18(日) 23:04:11.91 ID:eFwyLQUp0

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獣の巨人の正体について。

こいつはやはり人類……人間とは違ったらしい。
どうやって巨人化したのか。どうやって人類の言語を使用していたのか。どうして人類に敵対しているのか。
それらは今に至ってさえ、詳細不明だ。
ただ解った事はある。この獣の巨人の正体は、どうやら“猿”と言うらしい。
聞いたことも、見たこともない生き物の名称。
何故、そんな単語が出てきたかと言えば、貴族の野郎共は死体を見て「猿だ……本当に猿だ!」と騒いでいたらしい。
結局。
それ以上の情報は、分かっていないのだが。

次に。貴族達の動向について。

要求として獣の巨人……猿の死体を渡した結果。それを契約として、協力派の貴族達が動いているらしい。
今は反対派と貴族達を説得しているらしいが、最新の情報では幾つかの貴族達が固まり、断固反対の構えを取っているようだ。
しかし協力派の貴族達も引いてはおらず、裏では小競り合いも起きている。
情報ではあと数日もすれば事態は収束しそうだが、最悪は……反対派の勢力を鎮圧する為に、調査兵団の兵員の力を借りたい、という話も出ているらしい。
人間同士の争い。
まったく……巨人という天敵が存在するのに、暢気な物だ。

次はエレンについて。

お前らが……必死に守ろうとし、奪い返そうとした人類の秘密兵器ってのは、依然として消息不明のままだ。
エレンと一緒に居なくなったクリスタとユミルって女もだ。
鎧の巨人や超大型巨人が属す組織が、何を目的としてヤツらを攫っていったのか。目的さえも謎に包まれている。
ただ……これは私見だが。俺はエレンが死んだとは思っていねぇ。
アレは化物だ。地下の牢屋でエレンと出会った時、こいつは狭い箱で飼い殺しに出来るとは到底思えなかった。
実際にはコロっと死んじまってるかもしれねぇが、それならそれで仕方が無い。
生きてるなら、いずれ会える。
死んだいたとしても、向こうで派手に暴れて敵に痛手ぐらい合わせてはいる事だろう。
結局は、なるようにしかならない。口にするだけ無駄な事柄だが、そこは我慢しやがれ。


他にも俺が寝ている間に、色々な進展があったみたいだが。
現状、おおまかな状況はこんな所だろう。


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