過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2013/07/01(月) 00:49:15.70 ID:r5hJvj550

「ふむ……だが死ぬ時は死ぬ。どれだけ訓練や時期を見計らおうが、壁外遠征をすれば同じだ」

「そりゃそうですけどね。そっちの無言の彼は意志はどうなんです?」

俺の事なのだろう。死ぬかもしれないよ?と問うてくる目線を、俺は真正面から受け止めた。

「こいつの判断だ。だったら……従うだけだ」

俺は無表情に言った。
エルヴィンの事を“こいつ”と言ったのに、また周囲が非難するようにザワつく。上下関係には人一倍敏感な場所なのだろう。
ただ目の前の女は気にした風もなく、平坦な顔で声を飛ばしてきた。

「ふぅん。死ぬのが怖くないんだ?」

「……死ぬのはイヤだ」

それは本音だ。死ぬのがイヤでなければ、俺は今の今まで生きていなかっただろう。
ただ、

「死んだように生きるのは……もっと御免だ」

「あんた……早死にするね」

「そうか」

「うん。あんたみたいなヤツは、今までも一杯いたから」




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