過去ログ - 響「National Holiday」
1- 20
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:30:23.78 ID:eKVRquV80

響「餌ならあるよ?」

 自分の腹の虫だった。
まだ草を食べて生活はしたくない。

P「よし、響飯食いに行こう」

響「うん。行こう!」

 打てば響く。まさにこのことだった。
あまりの反応の良さにこちらが戸惑ってしまう。

P「…………」

響「ん? 行かないのか?」

P「いや、いいんだけどさ。……少しは嫌がったりしないの?」

 何時もなら口から出ないような言葉が滑り出た。
頭のネジだけではなく、いろいろと弱く脆くなっている。

響「プロデューサーが行きたいんでしょ? 行こうよ! 自分もお腹空いてたし!」

 屈託の無い笑顔を見せてくれる。こんな自分に。
きっと俺と響では見える世界が違うのだろう。彼女が光を移せば自分の目には影ばかり映る。

 そんな自分が彼女を担当していることが、彼女といることが、彼女の世界に影を落としはしないだろうか。
そんな考えが胸に去来する。

P「……頼もしいな。響は」

響「えへへ。あ、でもほかの子には駄目だからな!」

P「ダメって何が?」

響「……一人暮らしで心細い女の子の家に、事前の連絡もしないで押しかけて、家族をたらしこんで、手作り料理を共用して。
  ベッドで寝るし。身だしなみも整えてないし。まぁそこそこ見れちゃ……があれ……ど…………」

響「それに男の人と違って女の子は出かけるのに時間かかるんだぞ。だから次からはちゃんと連絡してね。まぁ自分だったら何時でもいいけどね!」

P「……ごめんなさい」

響「シャキっとするシャキっと! あ、お風呂入る?」

P「それは流石に」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
66Res/42.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice