過去ログ - 少年「もっと強くなりたかった」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/03(水) 21:15:50.38 ID:aqiPdnNbo
大臣「なんと、奴隷階級出身であることを偽って生活している不届き者がおると」

研究員「はい。おそらく魔導師様の財産狙いかと」

大臣「なんということだ、すぐにでも取り締まらなくては」
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/04(木) 01:49:54.69 ID:0j3e8Ebuo
寝落ちか?
楽しみにしてるぞ〜


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/04(木) 22:42:34.26 ID:3tqYVm7Eo
少年「最近、料理も練習してるんです」

少年「シェフが厳しく指導してくれているのでだいぶ腕が上がったんですよ!」

少年「あなたにはまだ追いつけていませんけど、いずれ手料理をお出しします」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/04(木) 22:43:02.38 ID:3tqYVm7Eo
魔導師「あの……何の御用でしょう」

兵士「罪状を読み上げる!」

兵士「身分の偽証、財産の横領、そして」
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/04(木) 22:43:28.61 ID:3tqYVm7Eo
看守「あーあ、お前、多分一生牢屋の中か最悪処刑だぜ」

少年「…………」

看守「魔導師様の研究はこの国の最重要事項の内の一つだからなあ」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/04(木) 22:43:59.08 ID:3tqYVm7Eo
魔導師「あの子を解放して!」

兵士「しかしですねえ……」

魔導師「確かに奴隷だと周囲には知らせていなかったけれど、偽ってもいなかったわ!」
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/04(木) 22:44:25.29 ID:3tqYVm7Eo
看守「あんまり不安そうじゃないねえ」

少年「そりゃ不安ですし、こんなことになったのは残念ですけれど」

少年「他人からこんな誤解をされても仕方のないくらい、幸せな人生でした」
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/04(木) 22:44:52.73 ID:3tqYVm7Eo
大臣「魔導師よ、目を覚ますのだ」

大臣「奴隷なんぞを大切に飼っていても金の無駄であるぞ」

国王「これからは研究だけに精を注ぐように」
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/06(土) 23:02:59.58 ID:t3ylmmj3o
魔導師「一体誰があの子に罪を被せたのかは存じませんが、全て濡れ衣なのです」

魔導師「その報告者の声だけを聞き入れ、私の声をお聞きになってくださらないのなら」

魔導師「このような不条理な国にはもうお仕えしない覚悟でございます」
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/06(土) 23:03:28.48 ID:t3ylmmj3o
国王「しかし、魔導師を失うわけにはいくまい」

国王「ここまであの少年を大切に想っておるのじゃ」

国王「あの少年が罪人となった方が研究に支障が出よう」
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 23:04:34.42 ID:t3ylmmj3o
大臣「あの少年の寿命を差し出せば解放してやろうと陛下は仰っているのだ」

魔導師「そんな……!」

大臣「それくらいの対価は必要だということだ」
以下略



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