42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 20:09:24.73 ID:CbwnvkBEo
うちは恥ずかしくなったのと、腹が立ったので顔が赤くなる。
「違うわ!!」
「だって今」
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 20:10:25.67 ID:CbwnvkBEo
「ほら」
「…知らんわ」
「おいでって」
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 20:11:12.05 ID:CbwnvkBEo
「コントローラーの線外れとるけど、どこに差すんじゃ?」
「ワイヤレスだから」
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/06(土) 20:11:38.63 ID:uEwH+ZtVo
巴が可愛いことに今初めて気付きました、ごめんなさい
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 20:11:44.07 ID:CbwnvkBEo
「ごめん、嫌だったか。他のゲームする」
「ええ、気分じゃないわ」
プロデューサーは、本当に申し訳なさそうな顔をする。
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 20:13:03.96 ID:CbwnvkBEo
プロデューサーはいきなりの質問に戸惑っとるようじゃ、声からの雰囲気からじゃけど。
うちは振り向いて、プロデューサーの顔を見る。
やっぱり、プロデューサーは困惑しとる。眉間に皺を寄せ顎に手を当てて、返答に悩んどる。
「現実の話じゃ」
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 20:13:44.14 ID:CbwnvkBEo
「……」
「…で、それでどういう事、つまりこの会話は?」
「許せん奴を許すのは、どうしたら良いんじゃ?」
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 20:14:21.73 ID:CbwnvkBEo
「まあ、悩めば良いよ」
「なしてじゃ」
「悩むと人は成長するからね」
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 20:14:53.56 ID:CbwnvkBEo
「そうじゃないわ」
「…そう、っあー!この糞芋やろうが!」
「プロデューサーは、周りの目を気にせずやりたい事をやるじゃろ。そういうとこ、実は憧れとるんじゃ」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 20:15:32.82 ID:CbwnvkBEo
「うちは、ずっとその世界で育ったんじゃ。じゃけえうちも、きっと染まっとると思うんよ」
そうじゃ、うちはきっと染まりきっとるんじゃ。
ヤクザの汚い色に。
ずっとヤクザ達と育って、ヤクザに飯を食わせてもらったんじゃ。
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/06(土) 20:16:05.38 ID:CbwnvkBEo
「うち、アイドルやめたいわ」
「どして?」
プロデューサーはゲームをやめて、こっちをしっかりと見つめた。
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