33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/09(火) 23:19:14.68 ID:9ALPomJq0
ピーピーと目覚まし時計が鳴り響く。それを上条は目を擦りながら手探りで止める。
まだ寝足りないと上条は欠伸をしながら伸びをする。半開きの目で時計をヌッと見る。
「ん……」
しばらく時計を凝視する上条。目を深く閉じて深呼吸をする。
もう一度目を擦って見る。しっかりと見る。
「……」
時計の時刻を先ほどより何倍も注意深く凝視する。
長針と短針が表す時刻を見て上条は『あれ、まだ寝ぼけているのか俺?』と考え
目の前にあるハンドルを回し、顔を洗う。
「……」
完全に目が覚めサッパリとした上条は再び時計を見る。
そして上条の顔がどんどん青ざめていく。体が小刻みに小さく震え始める。
「ちっ……」
上条が今にも叫びだそうという時、浴室の扉が勢いよく開かれ銀髪の修道女、
インデックスの澄んだ声が響き渡る。
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