77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/07/13(土) 17:02:53.05 ID:9eajpPZa0
御坂は心を打たれた。今までアンチスキルのことを正直『弱い』と
勘違いしていた。ジャッジメントで十分じゃないかと考えていた。
しかし、考えが変わった。アンチスキルは自分たちを見守って
導いてくれる大人なんだと実感した。
「だから化け物になってしまった子供を英雄に戻してあげなければならないじゃん。
それがアンチスキルとしての、大人のしての義務じゃん」
御坂はアンチスキル達の顔を見る。皆、前を向いて毅然としている。
大人としての態度を見て、自分が子供だったと反省する。
「……そうですよね。私が間違ってました。すいません」
「いやいやいや、そんな私の持論を言っただけじゃん
そんな押し付けみたいなのじゃないじゃんよ」
「いや、でも本当にそう思ったんです」
御坂がまっすぐ凛とした目つきでそう言う。
それを見て黄泉川がニカッと笑う。
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