過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」3巻
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[sage saga]
2013/07/06(土) 19:37:58.31 ID:6QX93pwdo
アラス・ラムス「まま」
それは子供のよくやる、ただの単語の繰り返しではなかった。
アラス・ラムスはその言葉と共に、人差し指を向けていた。
恵美「……えっ?」
私に向かって。
アラス・ラムス「ぱぱ。まま」
そう繰り返しながら、貞夫と私をはっきり指差す。
ぐしゃ、と音がした。
千穂ちゃんの手の中で、食べかけのアイスの容器が握り潰されていた。
千穂「ゆ、ゆ、ゆ、ゆさ、ゆさささ、遊佐さん?」
恵美「ち、ちがっ! 違う、私じゃなくて!」
全身を震わせる彼女の様子に、反射的に慌てて否定する。
恵美「だって、そんな、まだ子供なんてできるわけないわよ! そんなことしてもいないのに!」
言葉の選択を間違ったということが分かったのは、
男達の微妙な顔と、女性陣の赤く染まった顔を見てからだった。
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