過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」3巻
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/06(土) 19:33:57.63 ID:6QX93pwdo
真奥「何かに掴まれ! ゲートだ!」

咄嗟に私もベルも階段の手すりにしがみつく。
このゲートが"入り口"なら、触れれば問答無用でどこかに飛ばされてしまう。
だが、

鈴乃「何か出てきてるぞっ!」

つまり、"出口"だ。

何かがゲートから出現する。
やがてゲートが閉じると、"それ"は真下にあった燃え殻の上に落ちた。

とりあえず、全員の頭に共通したのは「火事になっちゃまずい」だった。

私と貞夫とベルが咄嗟に動き、"それ"をどかし、燃え殻を端に寄せる。
幸い燃え殻は既に燃え尽きていたようだった。

ドアが開く音がした。
二○一号室から、芦屋と漆原が呑気な顔を出している。

芦屋「魔王様? どうされたのですか、その巨大な果物は」

貞夫が抱えている"それ"は、リンゴのような形の果物。
ただし黄色で、貞夫が両手で抱えるほどの巨大さだ。


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