過去ログ - 幸子「優しい優しい、プロデューサーさん」
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112: ◆S.3OfNv5Fw[saga]
2013/07/11(木) 00:11:38.84 ID:GwY168de0


「……しょうがないと言えば、それで終わりなんだけどな。もっと融通を利かせられる立場に上がれたら、すぐにでもそうするんだが」

「ふふ、その心配はいりませんよ。何て言ったって、このボクが――さんについているんですからね。
 ボクがささっとトップアイドルになってしまえば、昇進なんてあっという間ですよ」

「心強いな。まぁ、それも今となっては夢でもない、か」


先程愛海が言っていたアイドル総選挙の事を、ふと思い出していた。
前回よりも、アイドルの数は増えた。そして頭角を現している者も、少なくない。
正直、誰が上位に来てもおかしくないと、私は思っている。
勿論、幸子が上位に来る事だって。


「えぇ。ボクにちゃんとついてきてくれるなら、おこぼれとして――さんにもそういう恩恵を受けさせてあげますよ」

「そうか。それじゃあ、ちゃんと幸子についていかないとな」


私がそう言った後、幸子が小声で「ちゃんと、ね」と呟いた。
私はそれに気付かず、ただ車を前に進めていた。


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